「スキンケアは面倒だけどオールインワンゲルだけじゃ乾燥するし…乾燥肌にも合うオールインワンゲルってないの?」と感じたことはありませんか?
手取り早くケアできるオールインワンゲルを買ったもののイマイチだったという経験は私も過去にあるのですが、乾燥して潤わないのは質の低いゲルを使っていたからでした。
70個以上使ってわかったのは乾燥肌に合うゲルを選べればオールインワンゲルでありがちな顔のカサカサ肌を回避し潤うスキンケアができるということ。
この記事ではオールインワンゲルで乾燥する原因からおすすめな理由や乾燥肌に合うゲルの選び方などを徹底解説していきます。
2.乾燥肌にオールインワンゲルがおすすめなのは肌を擦る刺激を減らせるから。
3.乾燥肌に合うオールインワンゲルのポイントはセラミド、低刺激、油分多め。
4.乾燥肌になる原因は体質以外だと質の低い保湿、間違ったスキンケア、外部刺激、肌体力の低下。
5.乾燥肌の対策はスキンケアの質を上げて外部刺激を抑え、内側からもケアすることが大切。
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オールインワンゲルで乾燥するのは質の低いゲルのせい

- 保湿成分が十分に含まれていない
- 刺激成分→バリア機能破壊→乾燥
オールインワンゲルを使い乾燥を感じた方は質の悪いゲルを掴んでしまったことが原因です。ただ、化粧品を選ぶのは難しいので、あなたに責任があるわけではありません。
問題なのは質が高いと錯覚させるCMやプロモーションです。例えば、好きなモデルの○○○さんのようになれそうという『トキメキ』をカモにしているわけです。
質の悪いオールインワンゲルはセラミドなど乾燥肌に必要な成分が十分になく、肌に刺激なり乾燥を助長させる悪いポリマーや界面活性剤成分などが多いのが特徴です。
(ポリマーなどにも質があるので全ての成分が悪いわけではありません。)
乾燥肌の方にオールインワンゲルがおすすめなたった1つの理由は肌への刺激が少なくなるから

極論、スキンケアは保湿ができれば複数のアイテムを使う必要がありません。
つまり、質の高いオールインワンゲル1つで保湿ができればわざわざライン使いして何度も肌を擦り刺激を与える必要はないのです。
むしろ、何度も刺激を与えることで肌のバリア機能が失われ水分保持力が落ちると乾燥肌を生む原因にさえなります。
乾燥肌向けオールインワンゲルの失敗しない選び方の3つのコツ

- セラミドやアミノ酸
- できるだけ低刺激
- エモリエント成分
「でも、自分で質の高いオールインワンゲルなんて選べない」と感じている方も安心していただきたいのはコツはそこまで難しくないということです。
簡単に3つのコツをお伝えした後、乾燥肌さんにおすすめのオールインワンゲルをご紹介します。
乾燥肌ならセラミドとアミノ酸を重視するべき理由

セラミドは水分保持全体の半分近くをになっています。
乾燥肌の方は角層に水分を留めておく力が弱いのが特徴です。角層の水分を保つのは80%以上が細胞間脂質。その40〜50%はセラミドなので角層の保水には欠かせません。
また、角層の水分保持の17%を占めるNMFのうち40%はアミノ酸です。セラミドにはいくつか種類がありますが、一番効果が高いヒト型セラミドのものを選びましょう。
セラミドを詳しく知りたい方は『セラミドオールインワンゲルの選び方を1〜10まで徹底解説』を合わせてご覧下さい。
乾燥肌ならできるだけ低刺激ものが重要な理由

セラミドのありなしで肌体力に差がでてきます。
バリア機能の弱まると潤いを保てずに乾燥肌が起こります。そのため、肌を乾燥させないためにも低刺激なものが重要です。
石油系界面活性剤やシリコーン系ポリマーが多く含まれている市販品やエタノールなど水分を蒸発させ刺激になるものは避けましょう。
アトピーの方は『超敏感肌やアトピーで肌が弱い人も使えるオールインワンゲル』も合わせてご覧下さい。
乾燥肌にエモリエント成分が重要な理由

乾燥肌は水分をキープできずにどんどん蒸発してしまうことで起こります。そこで大切なのが、水分の蒸発を防ぎキープしてくれるエモリエント成分です。
エモリエントの中でも実力が高いのは油性成分の一種の炭化水素。構造上炭素(C)と水素(H)のみなので、水に馴染みにくく蒸発を防ぐ力に優れています。
代表的な成分はスクワラン、ワセリン、ミネラルオイルです。
乾燥肌の方に本当におすすめできる目的別オールインワンゲル5選
冬の乾燥肌対策におすすめなオールインワンゲルはバランシングゲル
ナチュラルエレメンツ バランシングゲル | |
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ヒト型セラミド3種類配合で全成分の中でも上位表示。セラミドの種類が多いものは他にもありますが、濃厚で潤う使い心地なので量が多いのがわかります。 ゲル自体を人肌のラメラ構造と同じにすることで低刺激で浸透力、持続力を高めたオールインワンゲルです。 エモリエントとして実力の高いスクワランも上位に配合されているので、乾燥肌の保湿を重視したい方にはぜひ一度試していただきたいゲルです。 | |
対乾燥 | ![]() |
容量 | 150g(2ヶ月分) |
定期 価格 | 初回/3,725円(税込) 2回〜/4,462円(税込) ※続けるほど一定まで安くなる |
備考 | 10日間の返金保証 (サンプルが肌に合わない場合) |
超乾燥肌×超敏感肌にきくオールインワン化粧品ならティモティア
ティモティア | |
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開発者自身が敏感肌で研究に研究を重ねた情熱の結晶です。防腐剤や植物エキスも不使用。ヒト型セラミド2種類に一番質の高いワセリンを使用しています。 ワンコインでお試しができ、洗顔石鹸とローションもついてきます。非常に乾燥していてバリア機能が失われた敏感肌の方におすすめです。 | |
対敏感肌 | ![]() |
容量 | 5g |
価格 | 500円(税込) |
備考 | お試し価格 |
乾燥肌×年齢肌にいいオールインワンゲルならモイストゲルプラス
リ・ダーマラボ モイストゲルプラス | |
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ヒト型セラミド5種類、アミノ酸、スクワラン、ビタミンC誘導体2種類、レチノール、コエンザイムQ10と上げればキリがないほど大量の保湿・美容成分を配合。 美容皮膚科医監修で肌に本当に必要な成分だけがギュッと詰まっています。刺激成分がほぼなく乾燥肌×敏感肌でも安心。シワやたるみなど年齢肌の悩みに答えるゲルです。 | |
対年齢肌 | ![]() |
容量 | 100g |
定期 価格 | 初回/2,469円(税込) 2回〜/4,198円(税込) |
備考 | 14日間の返金保証 |
乾燥肌×美白オールインワンゲルならもっちりジェルホワイトがおすすめ
ローヤルゼリーもっちりジェルホワイト | |
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保湿成分にヒト型セラミド4種類、コメセラミド。美白有効成分はアミノ酸が豊富なプラセンタエキスを配合。従来の美白ゲルにない保湿重視の配合です。 さらに嬉しいのは外部ストレスから肌を保護するエクトインの存在。今までになかった乾燥肌×美白対策を提供してくれるまさに新時代のゲルです。 | |
対美白 | ![]() |
容量 | 75g |
定期 価格 | 初回/1,980円(税抜) 2回〜/4,050円(税抜) |
備考 | なし |
乾燥肌×くすみならメディプラスゲル
メディプラスゲル | |
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セラミド5種類、アミノ酸、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、プロテオグリカンなど保湿成分をふんだんに配合。 乾燥やめぐりの悪さで失いがちなお肌に潤いと透明感をもたらしてくれる驚異的なコスパを誇るオールインワンゲルです。 | |
対くすみ | ![]() |
容量 | 180g(2ヶ月分) |
定期 価格 | 初回2,996円(税込) 2回〜3,996円(税込) |
備考 | 30日間の返金保証 |
乾燥肌の方に市販のオールインワンゲルをおすすめしない理由は質が担保できていないから

乾燥肌の方におすすめのオールインワンゲルをご覧になった方の中には「ドラッグストアにある市販のオールインワンゲルがないのは怪しい」と感じた方もいると思います。
なぜ市販のオールインワンゲルをおすすめしていないかというと乾燥肌の方におすすめできる質のレベルのゲルがないからです。
例えば、保湿力が明らかに劣っていたり、セラミド入りのゲルでも刺激面に何かしらの不安を抱えているということです。
オールインワンゲルでケアする前におさえておきたい乾燥肌の8つの原因

もともとセラミドが少ない

例えば、乾燥肌の代表であるアトピーの方は通常の方と比較してセラミドが1/3しかなく、また生産能力が弱いことがわかっています。
既にお伝えの通りセラミドは肌の保水の大部分を占めているため、セラミドが少ないことはバリア機能の低下に繋がりやすく敏感肌に繋がります。
化粧水で保湿したつもりになっている

- 角層の水分を補う
- 美容成分を肌に届ける
- 乳液や美容液の効果を高める
化粧水には一般的にこのような役割があります。ただ、化粧水=保湿のイメージがありますが、実はこれが大間違いです。化粧水はほとんど水です。
水分蒸発を防ぐエモリエント成分や角層で水分をキープするセラミドは油性成分なので水には混ぜにくく化粧水はほとんど配合できていません。
そのため、化粧水をつけるだけでは水分が体温で蒸発し逆に乾燥するといった現象が起きるのです。
肌に浸透させるため激しくパッティングしている

激しいパッティングをしても肌を傷つけて乾燥肌を招くだけです。むしろ、炎症が起こりシミを作る可能性さえありNGです。
パッティングだけでなく洗顔時のゴシゴシも要注意です。摩擦は肌を傷つけバリア機能を弱め水分が蒸発しやすい肌になります。
濃いメイクをする

女性の方の場合メイクをする方がほとんどだと思います。年々シミやシワを隠すためにメイクが濃くなっている方も多いのではないでしょうか?
メイクが濃くなるとそれだけ強いクレンジングを使わないと落としにくくなります。強いクレンジングはそれだけ肌への負担になり乾燥に直結します。
シート>オイル>ジェル>クリーム>ミルクの順番でクレンジングには強さがありますが、シートタイプは避けできるだけ負担にならない強さを選びましょう。
紫外線による肌ダメージ

紫外線から肌を守るために角質が厚くなったり、バリア機能が紫外線により低下すると水分が蒸発しやすくなり乾燥を招きやすくなります。
肌の潤いを保ちバリア機能をしっかりキープするためには紫外線対策も重要です。
湿度や気温の変化によるもの

乾燥と言えば冬ですが、季節的に湿度が低くなること以外にも、寒さによってカラダのめぐりが悪くなることも皮膚には影響があります。
皮膚の下の毛細血管にめぐりが悪くなると栄養が行き届かなくなり、肌の免疫が落ちて荒れる要因になったり、ターンオーバーが乱れて乾燥する要因になります。
実は冬に乾燥するのは湿度以外の要因も絡んでいるのです。
生活習慣などの影響でターンオーバーが乱れている

1日の中で一番ターンオーバーが行われているのは睡眠中ですが睡眠時間が短かったり、質が悪いと十分に行われない可能性があります。
ターンオーダーの乱れは角質を厚くして水分保持力を下げるので乾燥に繋がります。
それ以外にも、ストレスや疲労などで血流が悪化し栄養が届けられないとターンオーバーの乱れに繋がります。生活習慣は皮膚の乾燥と大きく関わっているのです。
年齢によって水分も油分も少なくなる

肌の水分は生まれてから年齢によって一直線に少なくなっていきます。一方で、油分は30歳前後をピークに減少していき、特に40代に入ると減少量が多くなります。
お肌の潤いは皮脂によっても実は保たれていますが、40代以降はそれすらも『枯れて』しまう状態になるということです。

年齢と肌の水分量と皮脂量のイメージグラフです。水色が水分、サーモンピンクが皮脂を表しています。
オールインワンゲル以外にもできる乾燥肌対策

刺激を控えたスキンケア

原因でお伝えの通り、皮膚の乾燥を招くのはパッティング、洗顔時のゴシゴシなど刺激になる間違ったスキンケアが引き金になります。
化粧品は肌になじませるように手のひらで優しくおさえるようにつけていくのが正解です。
余計な刺激を与えることはそれだけ、肌を守るために角質が分厚くなり乾燥を招きます。洗顔を何回もしたりするのもNGです。
パックも1つの手段

乾くという方はオールインワンゲルなどの化粧品以外にも、シートでないゲルやクリームタイプの洗い流せるパックをするのも1つの方法です。
シートタイプでないのは肌の刺激になることがあるためです。
紫外線対策をしっかり行う

紫外線は日陰でも直射日光が反射した『散乱光』によってダメージを受けますし、曇りの日でも晴れの日の60%ほどはあるので、意外に常にさらされている状態です。
日頃からUVケア用品を取り入れていくことが大切です。普段使いの場合はSPF20〜30、PA++が目安になります。
美白対策については『シミにおすすめの美白オールインワンゲル』で詳しくお伝えしているので、気になる方は合わせてご覧下さい。
加湿器を設置する

湿度が低い冬は加湿器を設置して部屋の湿度を保つようにしましょう。暖房をつけると予想以上に水分は奪われていきます。
暖房を強くし過ぎないためにも家では暖かい格好で過ごすのも合わせて重要です。
食事はビタミンや鉄分を中心に摂取する

お肌は食べたものからできているため食事は重要です。ターンオーバーを調節するビタミンAや血行不良で代謝が落ちてターンオーバーが乱れることもあるため鉄分が重要です。
ビタミンAはレバー、うなぎ、モロヘイヤ、人参などに多くまれています。鉄分はレバー、昆布、しじみ、高野豆腐、あさり、納豆などに含まれていますので、積極的に摂取していきましょう。
まとめ
乾燥肌の方は肌のバリア機能が損なわれ、水分が蒸発しやすい状態にあるため、低刺激で水分保持や蒸発を防ぐセラミドやエモリエント成分が多く含まれているものが重要です。
特にセラミドは角質層の水分保持力があり、乾燥を防ぐことでお肌を正常な状態に導いてくれます。
乾燥肌に向いているオールインワンゲルを選べば「オールインワンゲルはやっぱり乾く」という失敗を防ぎやすくなりますので、ぜひ気にいったオールインワンゲルが見つかった方はお試ししてみて下さい。