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セラミドオールインワンゲルの選び方を1〜10まで徹底解説

セラミド オールインワンゲル ヒト型 選び方 おすすめ
ゲル母

ゲル母
セラミドっていいって聞くけど色々種類があってよくわからないわよね…。
ゲル太郎

ゲル太郎
確かに販売会社がよく見せるために一般的な表記とは違う独自の造語を使うこともあるからね。あまり知らないで選ぶと思わぬ落とし穴にハマる可能性もあるよ。
ゲル母

ゲル母
そうなのね…。とりあえず面倒にならないように説明してもらえるかしら。
ゲル太郎

ゲル太郎
できるだけ頑張ってみるね。この記事では騙されないセラミドオールインワンゲルの選び方を徹底解説していきます。

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セラミドとは?わかりやすく説明します

セラミド オールインワンゲル おすすめ

セラミドがある場所は角質層!細胞間脂質として存在している

お肌の構造 セラミド

セラミドを知る上で理解しておきたいのがお肌の構造。肌には4つの層がありますが、セラミドは角質層(角層)の細胞の間の脂質として存在します。

図で見ると厚そうに見えますが、実は角質層は0.02mmしかありません。

0.02mmというとイメージしづらいですが、旭化成のサランラップが11μm(マイクロメートル)=0.011mmなので、おおよそ2枚分の厚さということになります。

情報元:http://www.asahi-kasei.co.jp/

細胞間脂質の約40〜50%をしめるセラミドは保湿とバリア機能の要

細胞間脂質 セラミド 割合 保湿物質

セラミドは水分保持全体の半分近くをになっています。

角質層の水分保持は細胞間脂質がなんと80%も支えています!そのうちの約40〜50%がセラミドです。他は天然保湿因子が約16〜17%、皮脂は2〜3%です。

つまり、セラミドは角質層の水分保持を司っている物質といっても過言ではありません(もちろん他の細胞間脂質も大切ですが)。

肌のバリア機能のありなし 図解

セラミドのありなしで肌体力に差がでてきます。

セラミドが角質で水分を保持してくれることで肌のバリア機能を支え、紫外線などの外部の刺激からお肌を守ってくれるのです。

ちなみに、冬場など湿度が50%以下の場面では角質層の水分が蒸発しやすくなりますが、セラミドが挟み込んだ水分は湿度0%でも蒸発しません

例えるならセラミドはセメント!水分を挟み込む最強の保湿物質

セラミド 仕組み わかりやすく 図解 イメージ

セラミドのイメージはこんな感じです。

角質細胞をレンガとするなら細胞間脂質であるセラミドはレンガの周りを支えているセメントのようなイメージです。

セメントを細かく見るとセラミドが水分を挟んでくれて保持することで綺麗なミルフィーユができ、水分と油分のサンドイッチになっていてこれをラメラ構造といいます。

ラメラ構造の崩れ 乾燥

赤ちゃんの肌がおばあちゃんと比べて綺麗なのはラメラ構造が整っているからです。

セラミドが不足するとお肌の間を支えるものがなくなり水分が蒸発して乾燥、ちりめんジワの発生、バリア機能の低下が起こります。

ここがポイント
セラミドは角質層の細胞間脂質で水分保持をしてくれてバリア機能を守る大切な成分。

セラミドの種類!本物と嘘の見分け方

セラミド オールインワンゲル ヒト型 選び方 おすすめ

水分の保持を助けて肌本来の保水力を高めてくれるセラミドなのですが、実は様々な種類があります。

「天然セラミドってなんか良さそう…」そう思ったあなたは要注意!販売会社の意図に騙されているかもしれませんよ!

ヒト型、植物、動物、擬似、セラミドの呼び方の闇

セラミドは販売会社が勝手に表現を付けるので要注意です。セラミドの種類は大きく分けて4つですが様々な呼び方があります。それがこちら。

セラミドの種類と呼び方
  1. ヒト型セラミド=合成、バイオ、肌型、天然型、活性型など
  2. 植物セラミド=天然、米など
  3. 動物セラミド=天然、馬など
  4. 擬似セラミド=合成など

合成と天然が2つある!?」と違和感を感じると思いますが、これは販売会社が印象を操作するために呼び名を勝手に自社でつけるからです。

例えば、馬セラミドを『天然』する会社が多いのは動物性は悪いイメージがあるけど天然なら「お肌に優しくて効果がありそう」という印象があるからです。

他にも擬似より『合成』の方がまだ良さそうなイメージですし、本来は効果が高いヒト型を『合成』と呼ぶことで悪い印象を与えようとするなどの思惑もあります。

ここがポイント
セラミドの呼び方には各社の思惑が絡んでいる。4種類の中でどのセラミドを指しているのか考えるのが騙されないコツ。

一番保湿力があるのはヒト型セラミド

この中で一番保湿力が強いのはヒト型セラミドです。なので、セラミド配合の化粧品はヒト型セラミド配合のものを選ぶのが基本的に正解です。

ただ、ヒト型セラミドより植物や動物性の方が安く、多く配合できるため量で見る視点も重要との意見もあります。特にこんにゃく由来は安く大量生産可能です。

一方で、植物や動物由来のものは実はセラミド前駆体(セラミドの1つ前のもの)なので、本当にセラミドとして役割を果たせるのか微妙という考えもあります。

オールインワンゲルはセラミドの配合量までは正確にわからないため、ヒト型セラミドで選ぶ方がリスクが少ないと考えられます。

ヒト型セラミドにも種類があり作用が違う

ヒト型セラミドにも種類があり作用が違います。まとめたものがこちらです。

ヒト型セラミドの種類と役割
  • セラミド1=水分保持+優れたバリア機能
  • セラミド2=強い保湿力+バリア機能UP
  • セラミド3=水分保持+シワ抑制
  • セラミド4=バリア層作成と保持
  • セラミド5=バリア層作成と保持
  • セラミド6(Ⅱ)=3の効果+ターンオーバー促進
  • セラミド7=細胞増殖コントロールと皮膚の菌バランスを整える

ヒト型セラミドの見分け方!表記は3つで数字と英語とフィトスフィンゴシン

ちなみにヒト型セラミドには英語の表記もあり、数字と対応するのがこちらです。

セラミドの表記と種類
  • セラミド1=EOP
  • セラミド2=NG,NS
  • セラミド3=NP
  • セラミド4=EOH
  • セラミド5=AS,AG
  • セラミド6(Ⅱ)=AP
  • セラミド7=AH

他にも今はメジャーではありませんが、ヒト型セラミドは『N-○○フィトスフィンゴシン』とカタカナで表記される場合が医薬部外品などではあります。

ちなみに細分化された分類ではセラミドは1000種類をゆうに超える種類があることはわかっていますが、詳細はまだ研究段階です。

ここがポイント
ヒト型セラミドで選ぶと失敗が少ない。そのためには全成分を確認する。

ヒト型セラミドの表記は3種類で『セラミド+数字』『セラミド+英語』『N-○○フィスフィンゴシン』がある。

セラミドの4つの効果と有効性

セラミド オールインワンゲル ヒト型 選び方 おすすめ

先ほど簡単にお伝えしたセラミドの種類と効果をより詳しくお伝えします。

バリア機能を高める

バリア機能の向上は特にセラミド1が優れています。また、セラミド2もバリア機能を高めてくれる働きがあります。

他のセラミドも水分保持をして肌体力がつきバリア機能向上に繋がるので、他のセラミドがバリア機能に全く関わっていないわけではありません。

肌本来の保水力を高める

保水力が強いのはセラミド2です。セラミド自体は水とくっつく部分(親水基)を持っていますが、脂質なので潤いを与えるというより水分を挟み込んでキープしてくれるものです。

ちりめんジワの抑制

真皮の構造が加齢で崩れたしまった深いシワの改善は難しいですが、乾燥して表面に現れるちりめんジワは保水力を高めることで防げます。特にセラミド3、6にはシワ抑制の作用があるとされています。

正常なターンオーバーを促す

セラミド6には正常なターンオーバーを促す作用があります。年齢とともにターンオーバーは遅くなり角質が分厚くなり乾燥しやすくなります。

すると紫外線ダメージを受けやすくなりメラニンが蓄積してシミになるなど様々な悪影響を与えるのでターンオーバーは重要です。

セラミド配合オールインワンゲルの選び方!3つのポイントを解説

セラミド オールインワンゲル おすすめ

ヒト型セラミドの種類が多いものを選ぶ

セラミドの中でも一番効果が高いヒト型セラミドが複数含まれているものを選ぶのがセラミドでオールインワンゲルを選ぶ際の正解です。

アトピーの方はセラミドを体内で作ることが難しく、セラミド1は極端に少ないのでセラミド1を。セラミド3,6は老化で減少し20代と比較して40代では約半分ほどになります。

お肌の弱い方や老化が気になる方はセラミド1,3,6配合のものを選びましょう。

他にも良い成分が配合されているものを選ぶ

オールインワンゲルのいいところは美容成分が複数含まれていて、1つのアイテムでそれらを補えるところ。セラミド以外にも美容成分が多数入ったものを選びましょう。

続けやすいものの安すぎないものを選ぶ

セラミド配合のオールインワンゲルは基本的に1000円代で買えるものはほとんどありません。あったとしてもセラミドが少量しか入っていない可能性が高いと言えます。

お財布と要相談ですが、将来のお肌のことを考えるのであれば続けられる値段で安すぎないゲルを選びましょう。

セラミド配合で選ぶおすすめオールインワンゲル5選

年齢肌におすすめのモイストプラスゲルは圧倒的総合力

リ・ダーマラボ モイストゲルプラス
モイストゲルプラス
  • 5種類のヒト型セラミド(1,2,3,5,6)
  • 植物セラミド
  • EGF・FGF・IGF様作用成分
  • パルミチン酸レチノール
  • 2種類のビタミンC誘導体
  • コエンザイムQ10

美容皮膚科医監修&エアレスボトルで劣化しないゲルが特徴。保湿、エイジングケア、低刺激と3拍子揃った質が高いイチオシのオールインワンゲルです。

セラミド
容量100g
定期
価格
初回/2,300円(税込)
2回〜/4,198円(税込)
備考14日間の返金保証

モイストゲルプラスの口コミ・レビュー

公式サイトはこちら

美白ゲルが欲しいならもっちりジェルホワイト

ローヤルゼリーもっちりジェルホワイト
ローヤルゼリー もっちりジェル ホワイト
  • 4種類のヒト型セラミド(1,2,3,6)
  • 植物セラミド
  • プラセンタ(美白有効成分)

さらに外部ストレスから肌を保護するエクトインを配合。美白ゲルには不足しがちだったセラミドをふんだんに配合した新時代のオールインワンゲルです。

セラミド
容量75g
定期
価格
初回/1,980円(税抜)
2回〜/4,050円(税抜)
備考なし

もっちりジェルホワイトの口コミ・レビュー

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油分多めの肌でも使いやすいのはメディプラスゲル

メディプラスゲル
メディプラスゲル
  • 5種類のヒト型セラミド(1,2,3,5,6)
  • プロテオグリカン
  • ビタミンC誘導体
  • プラセンタエキス

保湿力のある成分を中心に驚異的なコスパを実現。180gで2ヶ月は使え、インナードライやオイリー肌の方でも使いやすいゲルです。

セラミド
容量180g(2ヶ月分)
定期
価格
初回/2,996円(税込)
2回〜/3,996円(税込)
備考30日間の返金保証

メディプラスゲルの口コミ・レビュー
公式サイトはこちら

乾燥肌からくる敏感肌さんならバランシングゲル

バランシングゲル
セラミド オールインワンゲル ヒト型 選び方 おすすめ
  • 3種類のヒト型セラミド(1,3,6)
  • プロテオグリカン

ヒト型セラミドの種類は少ないですが濃厚な保湿感から量に期待できるゲル。

ゲル自体が肌と同じラメラ構造なのでお肌に優しいだけでなく馴染みがよく浸透力と持続力があります。冬の乾燥肌にもおすすめです。

セラミド
容量150g(2ヶ月分)
定期
価格
初回/3,725円(税込)
2回〜/4,462円(税込)
※続けるほど一定まで安くなる
備考10日間の返金保証
(サンプルが肌に合わない場合)

バランシングゲルの口コミ・レビュー

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メンズならZIGEN

ZIGEN
ZIGEN 脂性肌 オールインワンゲル
  • 3種類のヒト型セラミド(1,3,6)
  • プラセンタ
  • ビタミンC誘導体
  • レチノール

さっぱりと使用感でお肌を引き締めてくれるようなゲルなのでベタつき、テカリ、毛穴肌にお悩みのメンズにおすすめです。

セラミド
容量100g
価格3,990円(税込)
備考雑誌掲載ランキング1位

ZIGENの口コミ・レビュー

公式サイトはこちら

セラミドに関するよくある質問・疑問まとめ

セラミド オールインワンゲル ヒト型 選び方 おすすめ

セラミドの毒性や副作用、危険性は?

セラミドは角質層の細胞の間にある脂質なので、毒性や副作用、危険性などはないと考えられます。そのため、心配する必要はありません。

セラミドとヒアルロン酸の違いは?

ヒアルロン酸は水分が蒸発しないように水分を抱えてこんでくれる水溶性の保湿物質。

セラミドは肌本来の水分保持力を高めてくれる物質で双方肌の水分量を高める成分ですが働きが違います。効果はセラミドの方が上です。

セラミドとプラセンタの違いは?

プラセンタは保湿以外にも血行を促進してめぐりを高めてくれる作用があり、ビタミン、ミネラル、アミノ酸を含み美白の有効成分としても配合される成分。

保湿面ではセラミドの方が上ですが、プラセンタの方が美白など幅広い効果を持っているという違いがあります。

セラミドとレチノールとの違いは?

レチノールはビタミンAの1つ。オールインワンゲルにもビタミンA誘導体としてパルミチン酸レチノールが配合されることが多くあります。レチノールは肌のハリによくシワたるみにいい美容成分なので保湿成分でない点が違います。

セラミド配合の化粧品でピリピリすることはある?

セラミド自体でピリピリすることはまずありませんが、一緒に含まれている成分の中に刺激になるものがあるとピリピリとした刺激を感じる可能性があります。

若い人にはセラミドはいらない?マッチする年齢層は?

セラミドは肌本来の保水力を高めるものなので、セラミドが不足している人には効果的です。

若い20代の人はセラミドが40代の人より多いことはさきほどお伝えしましたが、20代でもアトピーや乾燥肌のようにセラミドが不足している人もいますので、年齢というより肌の状態によります。

ただ、40代以降は女性ホルモンの兼ね合いもあり、肌の水分、油分ともに減ってくるため、40代以降で乾燥を感じる方は特に積極的に取り入れていきたい成分です。

セラミドでニキビはできる?

「セラミド=脂質だからお肌に塗ると毛穴を詰まらせてニキビの原因になるんじゃないの?」

そんな風に考えている方もいるかもしれませんが、ニキビができるのは肌を乾燥から守ろうとして皮脂が過剰に分泌された結果、毛穴を塞いでしまうからです。

つまり、皮脂の分泌を防ぐためにはお肌の保水力をあげるのが重要なのでセラミドはニキビにいいのです。

また、バリア機能がセラミドによって高まれば雑菌などの外的な刺激へも対抗力がでますので、むしろ逆だと考えられます。

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まとめ

セラミドはバリア機能を高め、お肌本来の力を呼び戻してくれるお肌に必要な重要成分です。

ただ、効果が高いだけに化粧品販売会社のマーケティングによって様々な表現が出現し、良いものを選ぶのが難しくなっています。

コツをおさえて乾燥を感じたり、お肌が弱って敏感になっている方はセラミド入りのオールインワンゲルを取り入れてみて下さい。