私のようにテッカテカなオイリー肌であるものの手っ取り早くスキンケアがしたいと考えていませんか?
オールインワンゲルだとベタついて脂性肌に向かないと思うかもしれませんが、脂性肌に合ったゲルを使えば時短スキンケアは可能です。
実はオールインワンの中にはポリマーが少なくサッパリしてて、皮脂の大量分泌を防ぐ保湿力に優れたものがあります。
選び方やおすすめゲルと合わせて根本的な原因と対策も詳細にお伝えするので、脂性肌と上手く付き合う術をマスターして鏡を見て凹む毎日からおさらばしましょう。
1.ゲルは保湿力、抗酸化、抗炎症成分重視で油性成分やポリマーが多いものを避ける。
2.脂性肌の原因は遺伝、年齢、季節、食生活、ホルモン、スキンケアが関係あり。
3.脂性肌対策は食生活、生活習慣、汗のケア、厚化粧しない、塗る量の調節がある。
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『脂性肌=オールインワンゲルが合わない』と感じるNGなゲルの条件

- ポリマーが多い
- 油性成分が多い
- 安いゲル
- 保湿成分が少ない
- 持続力が弱い
「オールインワンゲルは以前使ったけどベタついてニキビができてイマイチだった…」それは肌質に合うゲルを選べていなかったからかもしれません。
70個以上使って感じたのは安いゲルは保湿成分が弱く乾燥して皮脂が大量分泌したり、ポリマーが多すぎて毛穴が詰まりニキビのきっかけになりやすいものが比較的多いです。
なので、続いて選び方をお伝えします。
脂性肌さんがオールインワンゲルを選ぶときに重要な成分や選び方

- 保湿力があるもの→セラミド
- 抗酸化や引き締め→VC誘導体など
- 抗炎症成分→アラントインなど
- ベタつかない→油分,ポリマーが少ない
- 肌馴染みがいい→温泉水など
こちらが脂性肌さんがオールインワンゲルを選ぶ上で重要なことです。それぞれ簡単に説明します。
保湿力があるセラミド

セラミドは水分保持全体の半分近くをになっています。
オイリーな肌は乾燥した肌を守るために皮脂が大量分泌されています。そのため、保湿力が高い成分を使い肌に潤いをもたらしましょう。
一番最強の保湿成分・セラミドが入っているものを選ぶのがコツです。
ビタミンC誘導体などの抗酸化や引き締め成分
ビタミンC誘導体はわずかながら皮脂分泌の減少が期待できる成分。それ以外にも引き締め成分が入っているものがおすすめです。
抗炎症成分
ニキビは毛穴の詰まり+炎症で起こるためオイリー肌にありがちなニキビのことを考えると抗炎症成分があるものの方がいいと言えます。
ベタつかない
ベタつくのは油分や粘度が高くなるポリマー素材が多いからです。ニキビなどの肌トラブルを招く原因になりますのでこれらが多いものは避けましょう。
肌馴染みがいい
70個以上オールインワンゲルを使って感じたのは温泉水など皮脂に馴染みのいいものが入っているゲルはオイリーな肌でも使いやすいのでおすすめです。
脂性肌さんにおすすめのオールインワンゲル5選
脂性肌の悩みが深いならラシュレ
ラシュレ | |
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脂性肌のために作られたゲルでヒト型セラミド、ビタミンC誘導体、引き締め成分以外にも抗炎症の有効成分ありの医薬部外品。 とにかくテカリやベタつきが気になりニキビの心配も先回りして予防したいならこのゲルです。 | |
対脂性肌 | ![]() |
容量 | 40g |
定期価格 | 初回/2,980円(税抜) 2回〜/4,980円(税抜) |
備考 | 90日間の返金保証 定期は3ヶ月のお約束 |
脂性肌×毛穴ケアならViTAKT
ViTAKTバランシングウォータージェル | |
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美容液タイプで天然セラミド、皮脂に馴染む温泉水を使用。さらに紫外線に対抗力のある成分を配合しています。 忙しい朝も時短できるポンプ式で全くベタつかないのでサラッとした使用感を求める方にもおすすめです。 | |
対脂性肌 | ![]() |
容量 | 120ml(2ヶ月分) |
定期価格 | 初回/1,800円(税抜) 2回〜/8,330円(税抜) |
備考 | 60日間の返金保証 |
脂性肌×混合肌ならZIGEN
ZIGEN | |
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ZIGENはヒト型セラミド、ビタミンC誘導体、引き締め、抗炎症成分配合でサッパリな使用感なのでオイリー肌にぴったり! プラセンタやアミノ酸など肌本来の保湿力を支えてくれる成分が多いので乾燥も感じる混合肌やインナードライな方におすすめです。 | |
対脂性肌 | ![]() |
容量 | 100g(2ヶ月分) |
価格 | 3,990円(税込) |
備考 | 雑誌掲載ランキング1位 |
脂性肌×年齢肌ケアならモイストゲルプラス
リ・ダーマラボ モイストゲルプラス | |
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ヒト型セラミド5種類、ビタミンC誘導体2種類、抗炎症成分配合で滑らかな使用感。美容皮膚科医監修の錆びないエアレスボトルゲルです。 アミノ酸も配合で高い保湿力があり、年齢肌にいいレチノールや抗酸化成分コエンザイムQ10なども配合しているためエイジングケアも考えている方にマッチします。 | |
対脂性肌 | ![]() |
容量 | 100g |
価格 | 初回/2,300円(税抜) 2回〜/3,910円(税抜) |
備考 | 14日間の返金保証 |
脂性肌×美白ならシズカゲル
シズカゲル | |
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ヒト型セラミド、ビタミンC誘導体2種類、美白の有効成分・アルブチン配合で全くベタつかないサラッとした使用感が脂性肌に合うゲル。 世界的エステティシャンと皮膚科医が共同開発した美白を中心に多角的に肌の悩みにアプローチできるオールインワンゲルです。 | |
対脂性肌 | ![]() |
容量 | 60g |
価格 | 2,980円(税込) |
備考 | 30日間の返金保証 |
そもそも脂性肌になる原因とは?

そもそもの脂性肌の原因を理解してからオールインワンゲルを選びたいという方のためにここでは原因をお伝えします。
脂性肌は皮脂が過剰分泌されていることが肌のテカリやベタつきに繋がっています。ひどくなると毛穴の開きや黒ずみ、ニキビなど深い悩みに繋がっていくのです。
つまり、脂性肌になる原因は皮脂にあり、その延長上にニキビや毛穴の黒ずみなどが存在しているということです。
遺伝によるもの

皮脂の分泌は男性ホルモンの影響を受けていますが、それ以外も男性の頭皮後退の原因の1つである『5αリダクターゼ』という酵素の量が多いことが考えられます。
5αリダクターゼは毛穴の中にあり男性ホルモンであるテストステロンをより強力な『ジヒドロテストステロン』に変える働きがあるんです。
つまり、遺伝的に5αリダクターゼが多い=皮脂の分泌を強力にしてしまうということです。
年齢によるもの

思春期にニキビに悩んだことがある方も多いと思いますが、これは成長ホルモンの分泌量が増えたことで皮脂の分泌が活発になり毛穴が詰まるからです。
女性の場合は20代になると女性ホルモン・エストロゲンの分泌が増え皮脂を抑えてくれますので、悩みは次第に改善されることが多いです。

女性ホルモンと年齢の関係性を図解したグラフです。
一方で、30代後半や40代に入るとエストロゲンの分泌量が減ってくるため再び脂性肌を感じやすくなってしまいます。

年齢と肌の水分量と皮脂量のイメージグラフです。水色が水分、サーモンピンクが皮脂を表しています。
また、20代に比べて30代40代が脂性肌を感じるのは年齢的に肌の水分量が減ることも関係しています。
季節の影響

季節柄、脂性肌になりやすいのは夏です。
- 紫外線で乾燥して皮脂分泌が増加
- 汗の影響で皮脂がよく出る
- 汗の蒸発で水分が奪われる
- 気温が高く皮脂が柔らかくなり外に出やすくなる
このように夏は皮脂が出やすい条件が揃っています。また、乾燥する冬も意外に注意が必要です。
冬は湿度が低く暖房によって肌の水分が奪われやすいので、肌の機能を守るために皮脂が過剰に分泌されやすい環境が整いやすくなります。
食生活の影響

皮脂は食べたものからできています。そのため、油が多く使われている揚げ物やお肉の脂身などばかり摂取していると皮脂が増加します。
また、お菓子などに含まれているバターや生クリームなどの動物性脂肪が多いものも盲点になりやすいので要注意です。中性脂肪になりやすいものや血糖値が上昇しやすいものは避けましょう。
また、男性ホルモンやプロゲステロンは肝臓で代謝されています。暴飲暴食やアルコールの取り過ぎなどで肝臓の機能が低下すると皮脂の過剰分泌に繋がるので注意が必要です。
ホルモンバランスの乱れ

先ほど女性ホルモン・エストロゲンの影響で皮脂の分泌が抑えられるという話をお伝えしましたが、実は30歳前後で皮脂の分泌はピークを迎えます。
女性の場合は生理周期よりホルモンバランスが変化し、生理前に女性ホルモン・プロゲステロンが優位になると皮脂の分泌が過剰になりやすくなります。
生理前にニキビの悩みが多いのは、女性ホルモンのバランスが変化して皮脂の分泌が過剰になりやすく、毛穴がつまりやすくなっているからなんですね。
もちろん男性の場合でも、ストレスなどの影響によってそれに対抗するために男性ホルモンが過剰分泌されて、皮脂の分泌が増える場合もあります。
生活習慣の乱れ、睡眠不足、過度なストレスは男性ホルモンの分泌を増やしてしまうので注意しましょう。
間違ったスキンケア

- 強いクレンジングを使う
- ゴシゴシと洗顔する
- 何回も洗顔する
- パンパン叩き化粧水をつける
- 肌に刺激のある成分があるものを使う
- あぶらとり紙を使い過ぎる
- ピーリングをし過ぎる
- 保湿が足りていない
このようなケアに思い当たる節はありませんか?
皮膚に負担をかけ過ぎると肌のバリア機能が損なわれて乾燥しやすくなり、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されるきっかけになります。
また、保湿が足りない場合も乾燥して皮脂の過剰分泌を招きます。
まとめると、間違ったスキンケア→乾燥した状態を作る→肌を守るため皮脂が過剰分泌という流れがあるということです。
インナードライからくる皮脂分泌がオイリー肌を作ってしまう原因にもなりますので、肌を乾燥させないようにしましょう。
- 乾燥を防ぐこと
- 皮脂が過剰に作られないようにすること
簡単にまとめるとこの2つが大切ってことだね。
脂性肌さんなら取り入れたいオールインワンゲル以外の対策

ビタミンB1,B2,Cを取り入れた食生活

皮脂の分泌を抑えれるのは栄養素はビタミンB1、ビタミンB2です。また、少しながらビタミンCにも皮脂を抑える作用があります。
その他にも、古い角質が溜まり乾燥からくる皮脂の過剰分泌をを避けるためにビタミンA。皮脂の酸化で肌トラブルを避ける上では抗酸化力があるビタミンEも積極的に取りたいところです。
それぞれのビタミンが多い食材をまとめたものがこちらです。
鶏レバー、うなぎ、ブロッコリー、パプリカ、ほうれんそうなど複数にまたがる食材を取り入れると効率よく栄養が取れます。
それ以外にも、めぐりを悪くしてしまう便秘を避けるためにも食物繊維を積極的に取り、バランスのいい食生活を心がけるのが大切です。
皮脂の分泌が増える生活習慣を遠ざける

- ストレス
- 睡眠不足
- 疲労
- 暴飲暴食
生活習慣の乱れなどで男性ホルモンの分泌が増えたり、肝機能の低下の影響を受けたりと皮脂が増えるのには理由があります。
このような習慣や状態をできるだけ避けることが脂性肌を改善するためには必要です。
ストレスを発散できる時間を取り入れたり、睡眠時間が取れない方は睡眠の質をできるだけ上げるなど工夫をしていきましょう。
湿度に気をつけ汗はそのまま放置しない

湿度が低いとそれだけ肌の水分が奪われます。また、汗は蒸発と共に水分を奪います。肌から水分が奪われる条件を理解して避けるようにしましょう。
湿度を上げるために加湿機を置いたり、汗はできるだけ拭き取るようにするなど工夫が必要です。
それ以外にも、水分が蒸発するときに肌の水分も一緒に奪う性質を考えるとミストタイプの化粧品などは避けるべきでしょう。
化粧崩れを気にして厚化粧するのを避ける

オイリーな肌質だと夕方のメイクの崩れを気にして厚めのメイクをしている方もいるかもしれませんが、すると強いクレンジングを使わないといけないことになります。
強いクレンジングは肌の刺激になり場合によってはバリア機能を傷つけ乾燥を招き、乾燥が皮脂の過剰分泌を招くので、厚化粧は避けた方がいいと言えます。
ベースメイクはできるだけ油分が少ないパウダータイプのものがおすすめです。余分な油を拭き取ることでメイクを長持ちさせることができます。
保湿力を重視してTゾーンに塗る量を変える

脂性肌になる原因である乾燥を防ぐためには、保湿力があるものを使う必要があります。
安い化粧品では保湿力が高くない割にはベタつく成分が多く明らかに脂性肌に向かないオールインワンゲルもあるので注意が必要です。
また、ベタつきやすいTゾーンは少なめに、皮脂が少なく乾燥しやすいUゾーンは保湿をしっかりするといったゾーンごとのケアを考えて使う量を変えましょう。
スキンケア全般に言えることですが、肌に負担をかけないように擦ったり、叩いたりするのはできるだけ避けるようにするのが大切です。
部位ごとの肌質の違いは『混合肌対策オールインワンゲル5選!失敗しない選び方を徹底解説』でもお伝えしていますので「私、混合肌かも」と感じている方は合わせてご覧下さい。
まとめ

脂性肌に大切なのは、皮脂を増やさないことと、乾燥を防ぐことです。そして、ベタつきを抑えたスキンケアをするために、保湿成分を確保しつつも油分が少ないアイテムを選びましょう。
脂が出やすいTゾーン、乾燥しやすいUゾーンと顔の部位ごとのケアも考えつつ刺激を抑えたスキンケアで脂性肌を脱するためにオールインワンゲルを活用していきましょう。
脂性肌と合わせてニキビが気になる方は『ニキビケアオールインワンゲルの選び方とニキビ跡対処法まとめ』を毛穴が気になる方は『毛穴の黒ずみがヤバい!オールインワンゲルの選び方を徹底解説』をご覧になってみて下さい。